みかづき発寒の特徴
この度、札幌市西区に2事業所目となる、「放課後等デイサービス みかづき発寒」を開設いたします。地域にお住まいの皆様、学校や病院、クリニックなど今後連携をさせていただく多くの機関の皆様、そして日々お子さんの成長に目を向けて奮闘されていらっしゃるご家庭の皆様、どうぞよろしくお願いします。
当事業所は、『ICT×療育』をコンセプトとして、パソコンやタブレットを使用したプログラミングを通して、コミュニケーションへの意欲を高めたり、自分の気持ちを伝えたいという動機づけを行い、小集団への適応や社会参加、語彙を増やしたり言語化する力へのアプローチをしています。
さまざまな通信機器をはじめ、SNSなどの発展に伴い、コミュニケーションの方法は多様化しています。しかしながら、社会的な活動や参加を考えたときに、対面ではないコミュニケーションが増えたとは言え、パソコンやタブレット、スマートフォンの先には他者がいることを忘れてはいけません。
プログラミングは一つのゴールを見据えて、そこに至るまでの過程を分解し、一つひとつ解決していくプロセスが重要であり、このことは発達やコミュニケーションに困難を抱えるお子さんに対する、スモールステップを重ねていく支援構造によく似ています。そこで私たちはパソコン等を使用して楽しみを持って通所してもらいながらも、小集団での活動やコミュニケーションの場などを意図的に設定しています。年齢や学年ではなく、発達段階やそれぞれの特性に合わせた支援計画を立てていくことで、子どもたちが小さな成功体験を重ね、自己肯定感を高めていけるように支えていきたいと考えています。
私たちは、子どもたちの得意なことをともに見つけ、その輝きをのばすことで成功体験を重ねていくことを大切にしています。苦手なことばかりにアプローチして辛い思いをするよりも、肯定的に自ら対処していきたいと思う動機付けが重要です。
主体的に挑戦する思いを支え、自己肯定感を育み、将来の自立した生活をイメージし、強みを磨くことができれば、結果としてソーシャルスキルの底上げに繋がるものと考えています。
また、子どもたちの成長を支える大きな存在は保護者の皆様ですが、日々きれいごとだけではない葛藤や疲れ、ご自身の時間を作ることへの抵抗や難しさも感じていらっしゃることと思います。
保護者の皆様もお仕事やプライベートなどの時間を大切にしていただき、信頼して大切なお子さんをお任せでき、子どもたちが「楽しかった」と帰宅した中に小さな成長を感じてもらえるような場所にしていきます。
もしご興味をお持ちいただけましたら、まずはお気軽にご見学、体験にいらっしゃってください。日常での困りごとやご不安なことをお話しに来られるだけでも構いませんので、お待ちしております。
今後もどうぞ、放課後等デイサービス みかづき発寒をよろしくお願いいたします。
管理者:小林 誉英
投稿日:2022年08月12日(金)