月: 2022年12月

法人代表より年末のご挨拶

放課後等デイサービス みかづきは多くのお子さんに通っていただくことができ、無事に年末を迎えることができました。
日頃よりご理解とご協力をいただいております、保護者の皆さまに厚く御礼を申し上げます。

 

まだまだ多くの制限がかかる状況はありましたが、活動を支えてくれているスタッフたちも少しずつ支援の幅を広げながら知識を更新したり、支援スキルの向上に目を向けた年になったと感じています。

 

そして新たな挑戦として、札幌市西区発寒に2事業所目となる『放課後等デイサービス みかづき発寒』が開設され、より多くのお子さんたちの笑顔をみることができるようになりました。今後、2事業所での合同の企画や交流も考えていきたいと思います。開設から3年たち、子どもたちの成長も著しく、進学(中学校、高校)するお子さんのご相談を受ける機会も増えてきました。今後、法人としてデイサービスを卒業した後も、自立に向けた就労やその生活を安心して任せられる居場所をつくっていきたいと構想しております。信頼してお任せいただいたお子さんをトータルサポートできる体制を目指して、邁進していく所存ですので、これからも見守っていただけると幸いです。

 

また、かかりつけ医や学校、他デイサービスなど地域で支援をしていくために、困難の多い社会情勢であったにも関わらず積極的に連携をしていただきました関係機関各所の皆さま方にも大変お世話になりました。ありがとうございました。

 

私たちは来年も力強く、子どもたちのモデルとなる一人の大人として地域で活躍できるよう、挑戦と進化を続けていく姿を見せていきます。今後も変わらぬ、ご支援とご協力を賜れると嬉しいです。年明け、大切なお子さんの素敵な笑顔を見られることを心待ちにしております。これからもどうぞよろしくお願いします。

合同会社CLASSic  代表 小林 誉英

 

 

投稿日:2022年12月31日(土)

みんなで楽しんだクリスマス週間

メリークリスマス!!

の時間はあっという間に過ぎてしまいましたね!

 

皆さんのもとにはサンタクロースはきましたか?
みかづき発寒では、先週1週間、「クリスマス週間」として、楽しい活動や普段とは違う特別なおやつや飲み物を提供しながら、子どもたちととても楽しい時間を過ごすことが出来ました!

 

 

 

 

冬休みが間もないことや普段とは違う雰囲気ということもあり、子どもたちの表情や言葉もとても明るく元気いっぱい!!

 

そんな姿をみているとスタッフも楽しい活動を提供出来たことをとても嬉しく思います。
また、そんな中にもしっかりと療育としての「意図をもった支援」が展開されています。

活動内容として、

「サンタのき・も・ち」と称して、

普段はもらう側のプレゼントを色々な障害物をクリアしながら、指定されたおうちへ制限時間内に届けるという別の視点からの活動を取り入れています。

 

おぼんにのせたプレゼントを落とさない様にフラフープをくぐったり、狭いトンネルを抜けたり、高い煙突にプレゼントを入れるためにジャンプして投げ入れたりと一つ一つの動作にも運動の能力を発揮したり、把握するポイントを盛り込んでいます。

 

 

みんな楽しみながら活動に入っておりますが、スタッフはそんな子どもたちの瞬間をしっかりと見逃さずに、どんなことが得意であり、どんな関わりを深めるべきなのかを見出しています。

また、制限時間を設けることで、緊張感を持つことや、ワクワクを高めることが出来たりと色々な表情を見ることが出来ます。

まずは楽しみながら成長できる空間を創りながら、自然な表情を引き出すことが出来る様にしていきたいと考えております。

そして、発言や行動の裏にある子どもの想いを拾いながら、丁寧にそれぞれが持つ輝きや課題に適切なアプローチをしていきたいと思います。

 

みかづき発寒では、季節行事を楽しむということに加えて、さまざまな視点から活動へ積極的に参加できる意外性や共感性をやしなう機会を設定しています。今回の行事の際に見学に来てくれた未就学児のお子さんもそのような環境の中で素敵な姿を見せてくれました。少しずつ子どもたちの笑顔がつながり、その子の成長が保護者の皆さまの笑顔につながっていくよう、私たちは頑張っていきます。ぜひ、どのような場所か気になった際にはお気軽にご相談くださいね。

 

投稿日:2022年12月26日(月)

言葉の発達のペースって?

みなさんこんにちは。

札幌市西区にある放課後等デイサービスみかづき発寒の笠原です。

 

 

本日は言語聴覚士の立場から言葉の発達についてお話しようと思います。

 

言葉の発達には段階があります。

まず0~1歳でみられる「喃語」の時期です。ここでは「あーあー」「うー」等の母音を使って、お父さんやお母さんのお顔をみて微笑みながら話す様子が見られます。言葉の発達の第一歩はここから始まります。

 

喃語の時期を終えておよそ1歳~1歳6か月頃に迎えるのが「一語文」の時期です。この時期では、犬を指さしながら「わんわん」と言ったり、車を指さして「ぶーぶー」と言ったりする様子がみられます。「喃語」の時期と異なり一つの単語を用いて表現することが特徴としてあげられます。自分の見かけたものについて、聞いたことのある言葉で反応します。

 

1歳6か月~2歳頃には「二語文」の時期を迎えます。

この時期には、「おかしちょうだい」など二つの単語を使って表現することができるようになります。この時期から少しずつ自分の気持ちを他者へ言葉を使って伝えることができるようになってきます。この頃にはイヤイヤ期を迎えるため「○○いや!」「○○しない!」といった表現をよく聞くようになるのではないでしょうか。

 

2歳~2歳6か月頃には「三語文」の時期を迎えます。

この時期は、「アンパンマンの絵本読んで」など三つの単語を用いて表現することができるようになります。二語文の頃より情報量が増えるためより一層自分の思いを伝えることができるようになります。

 

2歳6か月頃から5~6歳までの間に大人が話したことを模倣したり、その意味を知りたがるようになっていきます。また述語・助詞・代名詞を用いて会話ができるようになるなど文章で伝える能力も獲得していきます。能力が向上していく中でお友達や大人と口喧嘩をするようにもなっていきます。

 

ここまで教科書に載っているような言葉の発達の流れを説明させていただきましたが、言葉の発達は個人差が出てくるため、上記の時期よりも早く言葉が出てきたり逆に遅く出てきたりなど時期が前後することがあります。

これらを踏まえたうえで、言葉の発達に遅れがあるお子さんに対して言語聴覚士がどのように関わっていくのかを次回のブログでお伝えしていこうと思います。

 

放課後等デイサービスみかづき発寒

言語聴覚士 笠原 奏太

 

投稿日:2022年12月26日(月)

ツイスターを使った遊びから見えるもの

みかづき発寒では、パソコンやタブレットを使用した活動だけでなく、体の機能を評価をしたり、自分の体のことを知る遊びも取り入れています。このような場面では、理学療法士が大活躍。子どもたちが楽しみながら参加できるように、1日のスケジュールのどこに設定するかや、やってみたくなるような雰囲気をつくっていくことも大切な準備の一つです٩( ‘ω’ )و

 

通所している子どもたちの中には、経験したことのない遊びに不安や警戒心を持つ様子も見られ、意図を持たない働きかけは拒否されて終わってしまうこともあり得ます。私たちはまずはその壁を超えられるようにお手伝いして、挑戦そのものを認めていく関わりを大切にしています♪( ´▽`)

 

言語的に「左右」や「手足」の指示を受け、バランスをとりながら次の動きを思考するのは案外難しいものです。
スタッフも一緒にその楽しい時間を共有するために挑戦していますが、すぐに姿勢を保持することが難しくなる場面に直面します。格好悪い姿になったりするかもしれませんが、みかづき発寒で活動している子どもたちは少しずつ、その難しさを体感する中で、他児を励ますような声をかけるお子さんやできなかったことをポジティブに受け入れる言動が出てきます(๑>◡<๑)

 

このように一つの遊びを行う際にも、私たちが持つ専門性を活かしながら、子どもたちが『楽しい』と思える時間の中で成長してもらえるように工夫しています。

 

放課後等デイサービスの利用を考えていらっしゃるご家庭がありましたら、ぜひともお気軽に見学にお越しいただき、一緒に楽しみながら活動してみませんか?

 

多くのお子さんと素敵な出会いがあることを楽しみにしています。

投稿日:2022年12月06日(火)