季節のイベント
先日2月3日は節分の日でしたね(^^♪
みかづき発寒でも豆まきという名のお菓子まきで子どもたちの「鬼は外、福はウチ」という元気な声できっと鬼も一目散に逃げていったことでしょう!
みんなで揃って黙々とおやつの時間にロールケーキを恵方巻きに見立てて食べましたが、そもそも恵方巻きとは、節分にその年の良い方角とされる恵方を向いて食べる巻き寿司のことをいいます。
福を巻き込むという意味を込めた巻き寿司のため、七福神にあやかり7種類の具が入った太巻きが望ましいとされています。巻き寿司を鬼の金棒に見立て、それを退治する意味もあるとか。
福やご縁を巻き込み、1年の幸せや願いが叶うよう食べるため、縁が切れたり、福が途切れたりしないよう、包丁で切らず丸ごと食べると良いとされています。
みかづき発寒ではこういった季節ごとのイベントを大切にするようにしています。
次の文章は文部科学省の学習指導要領からの引用です。
●理科
身近な動物や植物を探したり育てたりして,季節ごとの動物の活動や植物の成長を調べ,それらの活動や成長と環境とのかかわりについての考えをもつことができるようにする。
ア 動物の活動は,暖かい季節,寒い季節などによって違いがあること。
イ 植物の成長は,暖かい季節,寒い季節などによって違いがあること。
出典:文部科学省 学習指導要領「生きる力」第2章 各教科 第4節 理科
●生活
身近な自然を観察したり,季節や地域の行事にかかわる活動を行ったりなどして,四季の変化や季節によって生活の様子が変わることに気付き,自分たちの生活を工夫したり楽しくしたりできるようにする。
出典:文部科学省 学習指導要領第2章 各教科 第5節 生活
このように学習指導要領の中でも季節を感じることを求めており、季節を感じるということは豊かな情緒を育てたり、他の学習の土台にもなったりもします。
今はスマホで何でも調べられる時代で、子供たちも何かあれば直ぐにスマホやインターネットに頼ります。
情報に溢れる時代なので、知りたいことはすぐに知ることが出来ます。しかし、一時的に情報を入手しても記憶には残りにくいですし、知った気になってしまうだけです。だから実際に体験し感じることが大切です。
私は昔から好奇心が強かったので、外に出て活動することがとても好きな子どもでした。
好きあらば近所の公園に行き、モンシロチョウやアゲハ蝶を捕まえたり、雪山で底知れぬ体力でソリ滑りを繰り返していました。
春や秋の遠足の時には何かしらを袋に入れて持って帰ってきていましたが、花冠やどんぐりなんかはかわいいもので、蛇の皮やモグラの死骸なんかも持って帰ってきていました。
母がカバンを開けた時の衝撃は凄まじいものだったでしょう(^_^;)
本で調べたヨモギやつくしが食べられるという情報をもとに、見つけては取ってきて母に食べさせてくれと頼んでいました。(ヨモギはお団子にしたらおいしかったですが、つくしはおいしくなかったです・・・。)
子どもの時に夏のプールや冬のスキー・スケートなどさまざまな季節を感じられる活動に連れて行ってくれ、実際に体験して感じたことは今でもはっきりと覚えています。
母もきっといまだにモグラを思い出すでしょう…笑
そういったこんな時にこんなことがあったなというエピーソードや季節の変化とともに、身の回りのさまざまなものが変化していることに気付けば、季節と生活とのかかわりへの興味がわくきっかけになると思います。
花鳥風月とはよくいったもので、その言葉の意味が歳を重ねるにつれてわかるようになりました。意識しないと見過ごしてしまいそうな毎日が、子どもたちとイベントをすることや、ふとどんぐりや落ち葉を持ってきたり雪で遊ぶ姿を見ることで日本ならではの四季の移り変わりをスタッフも感じることができています(^o^)/
投稿日:2023年02月06日(月)