みかづき発寒の療育準備 大公開!!
みなさんこんにちは。
札幌市西区にある放課後等デイサービスみかづき発寒の笠原です。
今日はみかづき発寒で過ごすお子さんの1日のスケジュールや活動内容がどのように決められているのかを紹介しようと思います。
みかづき発寒では各スタッフに日毎に役割分担が割り振られており、その中で「司会」を担当するスタッフが1日の流れの基盤を考えます。具体的には1日のスケジュール・小集団活動の内容・パソコンの時間の内容を決めています。
スケジュールの設定の進め方
各活動の順番や時間配分を利用するお子さんの到着時刻と照らし合わせながら決めていきます。
例えばおやつは全員集合してから食べるように設定するのか、それとも到着した人から食べるのかという点でも思考を巡らせて決めています。まだ利用期間が短いお子さんがいる場合はお友達とお話できる場を設けるという点で同じにする場合もありますし、学習の時間に行う勉強量が多いお子さんがいる場合には到着した時間ごとにおやつの時間にする場合もあります。
その他にも様々な部分に思考を張り巡らせて1日のスケジュールを決めています。
小集団活動の決め方
みかづきではイベント週間でない限り、1週間全く同じ活動を行うことはありません。
曜日によって運動が好きなお子さんが集まっている曜日や、謎解きやクイズなど頭を使った活動が好きなお子さんが集まっている曜日などその日のお子さんの特性に合わせて活動の内容や難易度を変えています。
上の写真は実際にスタッフが小集団活動を実践している場面です。
小集団活動は司会が内容を説明した後に、難易度設定や危険な部分はないかの確認のためスタッフ全員で実践することが多いです。
脳内で考えたことを利用するお子さんにやらせて終わりではなく、実際に自分たちも参加者側になることでルールの穴や疑問点に気づく事も多く、この時間は特に大切にしています。
パソコンの時間の決め方
毎日タイピング練習とscratchを行っているのですが、scratchで作る作品の内容は司会が決めています。
自分でブロックを組み合わせて作品を作り、動作確認したうえでどこまでお子さんたちに作ってもらうか・今日利用するお子さんの習熟度ではどのレベルが適しているのか等を考えて最終的に行う内容を決めています。
最近では、利用期間が長くscratchの仕様に慣れてきたお子さんもいるのでそのお子さんにスタッフの代わりに説明してもらう場を設けることで成功体験へ繋げることもあります。
最後に
これ以上は長くなってしまうため今回はここまでとさせていただきます。
ミーティングの時間の使い方や、実際に作成したscratch作品の詳細等お伝えしたい内容はまだまだありますので、また次回のブログにて紹介させていただきます。
投稿日:2023年02月16日(木)