空間も上手に使って子どもたちの健やかな成長を!!
みかづき発寒の室内はできるだけスペースを有効に活用するために、間仕切りや物を置く棚は最小限にしてあります。
これは柔軟に活動内容をスタッフが創造できるようにと考えられています。
パソコンを主としたデイサービスと認識されて見学に来られるご家族が多い中、室内の開けた空間に驚かれることも多くあります。
みかづき発寒は放課後等デイサービスとしての届出のみをしており、未就学児童の通所がありません。そのため、放課後または学校の休業期間には約10名の児童が同じ時間帯に通所されることになります。小学生の高学年にもなると、体も大きくなり、それぞれのパーソナルスペースを確保できることも、落ち着いた時間を過ごすには必要な配慮だと思います。
支援者の心の余裕も空間の余裕と密接に関わっているようにも感じています。保護者のみなさんは自宅内の限られたスペースで子どもたちが騒ぐと苛立ってしまうのに、公園や広々とした屋外で同じような騒ぎ方をしていたとしても、微笑んでいられるような経験をしたことはないでしょうか?
さまざまな感覚が敏感であったり、こだわりの強いお子さんが集まると、距離が近すぎることでのトラブル頻度は高まります。もちろん子ども同士で解決できることが理想ですが、それが難しい場合、そこで『関わらない』という提示ではなく、適切な距離を自ら取ることを『選択できる』という環境としての余白を整えられるかは大変重要です。
体を動かすとなるとちょっと狭いですが、学校で頑張ったあとにリラックスしながらも、社会的に自立していくための大人や児童間とのコミュニケーションをとるにはちょうど良い空間であると思います。中学生になる児童のご契約も増えております。新年度に向けて、現在通所しているデイサービスを卒業しなくてはいけなくなった、年齢層が合わなくなってきたように思う、長い目で見て通所できる場所を探したいなどのご要望がありましたら、ぜひともご見学にいらしてください。
現在、火曜日と木曜日はすでに定員を満たしており、月・水・金のみ送迎場所に合わせた受け入れ検討ができます。
新年度の利用予約も多く、ご希望が集中する場合には利用までの待機期間が生じる可能性がありますので、お早めにご相談ください。
投稿日:2023年02月19日(日)