地域とつながろう!! みかづき発寒の取り組み
早いもので、みかづき発寒は開設から半年経とうとしています。
多くのお子さんの契約をいただき、スタッフや他児との関係性も深まってきたと感じるエピソードも増えています。
ありがたいことに、開設当初に見学やご挨拶に行かせていただいた他事業所の方より、当事業所のコンセプトに合いそうなお子さんや施設の方針として受けることが難しい年齢に達したお子さんのご紹介があったり、計画相談に至っていないにも関わらず、導入段階で相談室の方よりみかづき発寒を勧めてくださったお子さんが見学にお越しいただき、契約をお決めになったりと、少しずつではありますが地域とのつながりを大切にしようと蒔いていた種が芽吹き始めたように思います。
他にも今後の支援のあり方を考える上で、学校の先生方とカンファレンスを行う機会や、就労移行支援事業所からの発達障がい等の診断を受けた方の職場体験、社会福祉士の資格取得に必要な現場実習の受け入れ、他のデイサービス スタッフを招いてのみかづきの支援の体験や見学、他事業所への講師派遣など、短期間に多くの経験をさせていただきました。
私たちは他事業所を競争相手ではなく、それぞれのできることとできないことを補完しあったり高めあえるような、連携体制を構築すべきお相手と考えております。そのような中、事業所の取り組みを認めてもらえるような言葉を聞けば素直に嬉しいですし、一人のお子さんについて、関わりを持つ多くの大人たちが一緒に頭を悩ませることができるような関係は頼もしく思えます。
みかづき発寒に通所するお子さんたちは多くの場合、他事業所も利用しています。
デイサービスのあり方も多様化する中、それぞれの事業所の特徴や差別化のポイントを理解し、複数の事業所に通えることは現行制度の大きなメリットであるようにも思います。同時に通所事業所の数が増えれば、それだけ支援の根幹となるそれぞれの子の評価や支援の軸を共有することは大変になってきます。それでも一人のお子さんを取り巻く社会資源の一つとして、横のつながりの重要性は今後増していくと思います。日々の関わりや送迎時の学校の門の前であっても、顔を見知っていたり、気軽にお話しができる関係性を築いていくことができたら素敵だなと考えています。
地域で暮らしながら、私たちの活動や支援を知ってもらう機会をつくったり、交流できるような場所づくりをしていきたいと思いますので、このブログを読んで、みかづき発寒にご興味を持っていただいたり、ぷらっとお茶でも飲みながらお話をしたくなったら、お気軽に遊びに遊びに来てくださいね。お待ちしております。
投稿日:2023年02月21日(火)