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みかづきで作った作品を見てみよう!

みなさんこんにちは。

札幌市西区にある放課後等デイサービスみかづき発寒の笠原です。

今までscratchについて文面上でお話する機会はありましたが、お見せする機会はなかったため今日は実際にパソコンの時間に子供たちと一緒に作成したscratch作品の紹介をしようと思います。

 

 

こちらは題名の通り野球ゲームとなっています。(上の画像をクリックすると開きます)

この作品ではボールと、バッターそれぞれにプログラミングが組まれています。

1から説明すると文面上ではうんざりする長さになってしまうので、各プログラミングを簡単に説明させていただきます。

 

バッターのプログラミング

バッターのプログラミングは至ってシンプルです。
スペースキーが押された時に、バッターのコスチュームを切り替えてまるでバットを振っているように見せています。
ここで大切な部分は切り替えを指示するブロックを付けるだけでなく、自然に見えるように次のコスチュームへ切り替える間の時間を設けて滑らかさを演出しています。

 

ボールのプログラミング

ボールのプログラミングは大きく3つに分かれていて①と②、②と③が連動しています。

①ボールが毎回同じ場所から投球されるようにスタートの位置を固定して、②のプログラミングへ向けてメッセージ(手紙)を送る。

②先に①から送られてきたメッセージ(手紙)を受信し、バッターに向かってボールを動かす。そして、ボールとバットが当たったなら「カキンッ!」という音を鳴らしてマウンド側へボールが打ち返される。もしも当てることができずに通り過ぎてしまった場合は、ゲームを止める(失敗)。

③ボールを打ち返せずに失敗してしまった時に、指定のボタンを押せば②にメッセージを送ってボールをスタート位置に戻してすぐにやり直すことができる。

バッターとボールそれぞれのプログラミングが組み合わさって一つの作品ができあがっています。

 

ここまで読むと「難しそうだなぁ…」と感じた方も少なくないと思いますが、みかづき発寒で実際に子供たちと行う場合は、一度に作るプログラムの量を調整して2回に分けたり、作ってもらうプログラムは②のみにして残りは完成させておくなど、その曜日のお子さんの習熟度に応じて作る量を変えています。

また、どのような言葉で説明するのがわかりやすいのか、画面に映し出しながら進めたらどうかなど量だけでなく、説明の仕方や見せ方も話し合いや相談をしたうえで決めています。

 

 

 

投稿日:2023年03月13日(月)