楽しさと一緒に色々学べるおもちゃ
みなさんこんにちは。
札幌市西区にある放課後等デイサービスみかづき発寒の笠原です。
今日はみかづきに新しく入ったおもちゃの紹介と、そのおもちゃを選んだ理由について説明しようと思います。
今回新しく3つのおもちゃがみかづき発寒に入ったのですが、その中でも「スリルボム」というおもちゃについてお話します。
スリルボムとは
このおもちゃは爆弾(ボム)に見立てた黒いボールが落ちる前に自分のボールを落として点数を獲得していくゲームです。
ただし、何も考えずに自分のボールを発射していても点数は得られません。なぜなら、爆弾より先でも1番最初にゴールにたどり着いたボールの配点は0点だからです。ちなみに、爆弾より遅く入ると点数が引かれてしまいます。
点数を引かれないために爆弾よりも先にゴールしたいけれど1番乗りになってしまうと0点だから自分の点は増えない、ギリギリの勝負が毎試合求められることになります。
どうしてみかづきに?
そんなギリギリの勝負を求められるこのゲームをなぜみかづき発寒に新しく入れたのかと言いますと、タイミングを計って待つ時間が求められることと年齢に関係なくみんなで遊べるおもちゃであることが大きな理由です。
待つことの大切さ
スリルボムはおもちゃの性質上いまかいまかと発射タイミングを待たなければ点数を貰えないため、早く発射したい、発射ボタンを押してみたいといった衝動的な欲求を抑えて待つことが必要となります。
つまり、楽しい遊びで勝つために自らを自制する流れができるということです。「静かに座って下さい」「触らないでください」等と大人に言われてやらされているのとは違い、自主的に必要と感じて待つという経験を遊びの中で得ることができます。
実際に自由遊びの時間に子供たちと遊んだ際もタイミングをじっくりと狙って楽しい気持ちで参加することができています。
みんなで遊べる
細かな操作や複雑思考を必要とせずに幅広い年代で遊べるおもちゃであるということです。放課後等デイサービスを利用されるお子さんの中には、細かな指先の動きが苦手なお子さんや1度にいくつもの考えを張り巡らせることが苦手なお子さん等がいらっしゃいます。
逆に上に述べたことが得意だけれど、別のことが苦手なお子さんもいらっしゃいます。色々なお子さんがいる中で、このおもちゃに必要とされることは自分がいけると思ったタイミングで発射ボタンを押すという複雑さを伴わない動作のみとなります。
細かく考えるとタイミングを計るのが苦手なお子さんがいるのではないか?となるかもしれませんが、他の参加者の動きの影響もあるためそのテクニックの必要性はそこまで大きくなくボタンを押すという動作が出来ればゲームを楽しむことができます。
みかづき発寒ではただ遊ばせるのではなく、どのようにルール設定をして遊んでもらうか、遊ぶ上でどのような経験を積むことに繋がるかを議論したうえで追加するおもちゃや遊びを決めています。
地域開放(見学会・体験会)のご案内
地域開放(見学・体験会)のご案内
みかづき発寒での日々の活動やパソコン(スクラッチ)に触れて頂く機会をご提供します!
放課後等デイサービスってどんなところ?みかづき発寒ではどんなことを考えて療育に向き合っているのか?ということをぜひ体験して頂ければと思います。
下記日程で準備を進めておりますので、平日に中々お時間が取れない方も是非ご連絡お待ちしております!
【日程】
6月24(土)10:30~12:00、14:00~15:30の各2組
【内容】
・scratch・scratchジュニアに触れてみよう
・みかづきでの活動を体験してみよう
※その他、見学対応や日々のご相談等も可能です!
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投稿日:2023年05月29日(月)