物事を伝える力~おもちゃが壊れちゃった編~
みなさん、こんにちは。
みかづき発寒の桑原です。
今日は日々の療育での考え方や取り組みについてお話をさせて頂きます。
おもちゃが壊れちゃった
先日、みかづき発寒にあるおもちゃの破損がありました。
みかづき発寒ではおもちゃが壊れてしまうことは療育上、当然起こりうることだと考えています。
もし、誤った使い方やわざと壊すようなことがあれば、その時のアプローチは異なりますが、正当な使い方をしている中で、壊れてしまった時にはしっかりとその旨をスタッフへ伝えることができるように子どもたちにも関わりを持っています。
スタッフは決して子どもたちを咎めることはしません。
おもちゃが壊れるということは、そのおもちゃで遊べる時間が減ってしまうことや時にはそのおもちゃで遊べなくなってしまうこともあります。
そうすると自分もそうですし、他の児童が遊びたかったかもしれないおもちゃが一つなくなってしまうということになります。
早い段階で教えてもらうことができれば、修理をしたり、同じおもちゃを準備したりと手立てを考えることができます。
ですので、子どもたちには物品の破損があった時には速やかに教えて欲しい旨を伝えています。
どうやったら伝わるの?
では、物事をどのように伝えると良いのかということです。
いつ、どこで、どのようにして発見したのか、という伝え方が必要になります。
しかし、子どもたちだけでは十分にそれらを伝えることが難しいこともあります。
そのため、スタッフが柔らかに誘導しながら、話しやすい環境と話すべき事柄を端的にまとめて、なにを発すればよいのかということを明確にしていきます。
壊してしまったというネガティブな気持ちを持つことで、「隠したい・知られたくない」といった気持ちが芽生えることも当然です。
しかし、自分が行った行動をそのままにしていた時には結果としてどのようなことが起こり得るのかということを知っていくことや、伝えたことがどうプラスに働くのかということを子どもたちに学んで欲しいと考えています。
「正直」でいられないこともある?
「正直」ということは大切なことですが、後ろめたいことなどに対しては隠したい気持ちが優先してしまいます。
それでも話してくれたことが、次なるデメリットに繋がらない様に子どもたちと関係性を築いていくことや子どもたち自身から「伝えないと」と自発的な行動に移すことができるよう、支援に努めていきたいと考えています。
地域開放(見学会・体験会)のご案内
地域開放(見学・体験会)のご案内
みかづき発寒での日々の活動やパソコン(スクラッチ)に触れて頂く機会をご提供します!
放課後等デイサービスってどんなところ?みかづき発寒ではどんなことを考えて療育に向き合っているのか?ということをぜひ体験して頂ければと思います。
下記日程で準備を進めておりますので、平日に中々お時間が取れない方も是非ご連絡お待ちしております!
【日程】
6月24(土)10:30~12:00、14:00~15:30の各2組
【内容】
・scratch・scratchジュニアに触れてみよう
・みかづきでの活動を体験してみよう
※その他、見学対応や日々のご相談等も可能です!
ご興味のある方がいらっしゃいましたら、お電話・メール・DMで構いません!
お気軽にご連絡をお待ちしております!
放課後等デイサービス みかづき発寒
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投稿日:2023年05月30日(火)