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他機関との連携について

放課後等デイサービス みかづき発寒の桑原です。

今日は他機関との連携についてお話したいと思います。

 

「ヒト」を取り巻く環境は個人ではなく、他者や環境といった外因的な関わりがあります。
自分一人でできることや事業所単位でできることには限りがあります。
当然出来ないこともあります。

放課後等デイサービスにおいては、学校や医療機関、保護者や習い事先、他の放課後等デイサービスなど
お子さまを取り巻く環境は様々です。

お子さまはその場所に応じた表現の仕方があったり、その場所でしか発しない・見せない顔があります。
それはどこが良いとか悪いというお話ではなく、そういった表現をしていることを関係する機関同士で
情報を共有していくことに意味があります。

また、一つ一つの機関において求められていることも違えば、役割も違います。
そこで大切なのは、「共通課題の認識と役割の明確化」です。

互いの機関において出来ること・そうでないことを明確にし、お子さまを取り巻く環境を創り上げることが相互作用となり、お子さまにとってより効果的な成長・療育へと繋がっていきます。

みかづき発寒では医療機関において多職種連携を主としてきたソーシャルワーカーがいることも強さです。
単独事業所として動くのではなく、お子さまを取り巻く環境でどう自分たちの役割を発揮することが出来るのかを
見出していける強さがあります。

我々としてもお子さまが各場所においてどのような表情を見せるかを知ることはとても有用な情報となります。
また、そんな姿を見ることが出来ることに嬉しさもあります。

相互作用を構築する仕組みをつくることはソーシャルワーカーに求められる技能でもあるため、我々みかづき発寒では(ご家庭を含む)他機関との連携をより強固に進めていきたいと考えています。

どんな些細なことでも尋ねることが出来る・尋ねられることが出来る、そんな関係性をこれからも作っていきたいと思います。

ご家庭でのお困りごとやご不安点など、ご家族がお話をしたいときにもご連絡を頂けると嬉しいです。
これからもどうぞよろしくお願い致します。

放課後等デイサービス みかづき発寒
桑原

投稿日:2023年01月04日(水)