「お母さん、お父さん、子育ては楽しいですか?」
こんにちは。児童指導員の村上です。
表題の質問、皆さんの答えはいかがですか?
揺らぎなく「はい!」と答えてくださったかたがいらしたら、
ぜひお話し伺ってみたいです!
わたし自身、子育ては不安だったり落ち込んだりが多かったので正直とても憧れます!
反面もしも「いいえ」が答えのかたがいらしたら、
私たち療育支援者にも出来ること、やるべきことは、
まだまだあると思っています。
なぜなら、楽しいと感じられないのはお母さん、お父さんが悪いわけではなく、
周囲の理解や支援の手が足りないことも大きな原因のひとつではないかと考えられるからです。

「子どもたちを地域の中で育てたい」が、私たちの思いです。
ご家族、ご近所の方々、学校、お店、病院、そして私たち療育事業所などなど。
たくさんの人の中で子どもたち一人一人が受け入れられ、尊重され、
愛される存在として自信をもって成長できること。
そんな地域社会を目指して、日々努力を重ねています。
子どもたちやご家族が孤立感や不安感を感じることがないように、理解者、
味方を地域に増やしていくことも、療育の大切な目的のひとつだと思っています。
それぞれの立場の方々が、どのような思いでいるのかを知ること、
そしてその思いと思いの橋渡しをしていくこと。
その橋渡しの役割を私たちが担い、少しずつ、
地域社会を繋げていくことができないだろうか、、、。
そのためにまずは何より、お母さん、お父さんの思いを知りたい。
子どもたちの支援も大切ですが、親御さんへの支援もとても大切だと感じています。
なぜなら子どもたちにとって、大好きなお母さん、お父さんが笑顔でいてくれることが、
何よりも嬉しくて、とても幸せなことだと思うからです。

うまくいかない、よくわからない、なんだか不安だ。
成長を感じた、うれしかった、ホッとした。
日々、いろいろなことがありますよね。
地域社会が繋がっていく第一歩として、
ぜひぜひ日々の思いを私たちにも教えていただけると、
とても、嬉しく思います(*´∇`)
投稿日:2023年06月30日(金)
活動を通した気持ちへの関わり
みなさん、こんにちは。
みかづき発寒の桑原です。
先日、お子さまとの関わりにおいて、感じた出来事を振り返りたいと思います。
受容する心を育む
当事業所の活動では、様々な小集団活動(過去のブログはこちら)を行っています。
※Instagramでは日々の活動の様子を発信しています!
そこでは当然、勝敗のつく活動もあります。
誰でもそうですが、発達特性より「負けを受け入れる」ことにとても過敏なお子さまもたくさんいます。
お子さまたちが社会の成員として、これから社会に出ていくためには、
自分の思い通りにいかない結果を受け入れられる柔軟さを持つ必要があります。
みかづき発寒では、あらゆる活動を通して、様々な経験を積み、自分自身の気持ちを整える・バランスを保つ方法を身につけていくことも大切な目標としております。
「失敗した」という認識が次の行動に影響する
小集団活動で、〇✕クイズを行いました。

この活動では、知識だけではなく、制限時間内にどちらかを選ぶという時間的制約の中での決断力が求められます。
ただ、答えは〇か✕のため、わからない問題であっても50%の確率で正答を出すことも出来ます。
その一場面で、一人のお子さまだけが「間違える」という結果がありました。
合計正答数を競う設定としていたため、次で取り返すことも可能です。
しかし、お子さまにとってはその「一問の間違い」がその後の活動に大きく影響を及ぼしたのです。
この時点で、「まだ一問しか間違えていない」と捉えるのか「もう間違えた、だめだ」と捉えるのかによって
次に起こすアクションが変わってきます。
思考の変容のきっかけをつくる
同じ出来事であっても見方が違えば、次の行動が変わってきます。
また、このタイミングでお子さまにフォローの声を掛けるとお子さま自身が自分の気持ちと向き合う時間を妨げてしまいます。
声掛けとしては、全体にあと何問あるかを伝え、取り返すことができる見通しを持たせることのみにしています。
お子さまはその後、数問はクイズに参加せず、その場から動かないという選択をしていましたが、
他のお子さまが間違える姿やそこから諦めないでクイズに取り組む姿勢などを見て、自ら活動に戻ってきています。
ここで個別に声を掛けます。
「途中は諦めていたけど、最後は自分で選ぶことができたね」と。
私自身、「褒めること」も場面においては大切ですが、「認める」ことに意識を持っています。
「褒める」ことも大切ですが、「褒められるためにやる」とならない様に注意が必要です。
「自分が起こした行動は認められたのだ」という認識を子どもに持ってもらうことで、自己肯定感や自己効力感を上げることにも繋がります。

活動を通して感じること
お子さまたちの表現方法や考えは本当に様々です。
また、関わりの中ではあっという間に時間が過ぎていく中で、どのような言葉かけを行うことが最適なのか、
どのタイミングで関わりを持つのかということは常にアンテナを張っていないと見逃してしまうことがあります。
これらのタイミングを見失うことなく、より深みのある支援を日々の活動の中で展開していきたいと思います。
地域開放(見学会・体験会)のご案内
地域開放(見学・体験会)のご案内
みかづき発寒での日々の活動やパソコン(スクラッチ)に触れて頂く機会をご提供します!
放課後等デイサービスってどんなところ?みかづき発寒ではどんなことを考えて療育に向き合っているのか?ということをぜひ体験して頂ければと思います。
下記日程で準備を進めておりますので、平日に中々お時間が取れない方も是非ご連絡お待ちしております!
【日程】
6月24(土)10:30~12:00、14:00~15:30の各2組
【内容】
・scratch・scratchジュニアに触れてみよう
・みかづきでの活動を体験してみよう
※その他、見学対応や日々のご相談等も可能です!
ご興味のある方がいらっしゃいましたら、お電話・メール・DMで構いません!
お気軽にご連絡をお待ちしております!
放課後等デイサービス みかづき発寒
電話番号:011-699-6832
メール:dayservice.mikazuki.hassamu1@outlook.jp
DM:フェイスブックまたはインスタグラムからの連絡でも構いません。
投稿日:2023年06月16日(金)
地域開放(見学・体験会)のお知らせ
みなさんこんにちは。
札幌市西区にある放課後等デイサービスみかづき発寒の笠原です。
地域開放
みかづき発寒では見学の受け入れを積極的に行っていますが、現状平日のみ開所となっている関係上「平日の見学はどうしても予定が合わないな・・・」という方もいらっしゃるかと思います。
そこで、平日の見学が難しい方にもみかづき発寒がどのような場所なのか知っていただくため、6月24日(土)に地域開放を行います!

何をするの?
今回行う内容は、インスタグラムにも登場した事のあるドローン体験と日頃の活動で行っているscratch・scratch jr.でゲーム作りをする時間を用意しています!
ドローンの基本操作練習の時間や、練習後のミッション達成に向けた取り組み方等日頃みかづきではどのように過ごしていくことになるのかを活動を通じて感じていただければと思います。
scratch・scratch jr.の時間におきましても、実際に見学にいらっしゃったお子さんの様子をみてPCで行うscratchの方が楽しく活動できるのか、タブレットで行うscratch jr.の方が楽しく活動できるのかを判断したうえでお子さんにあったプログラミングを使った楽しい時間を用意しています。
この2つの時間以外にもスタッフとみかづきにあるおもちゃを使って遊んだり、保護者の方へみかづきについて説明させて頂いたり気になる点があれば質問していただく時間も用意しております。
気になる点がございましたら、ぜひ放課後等デイサービスみかづき発寒までご連絡ください。
投稿日:2023年06月14日(水)
広さを活かして楽しもう!
みなさんこんにちは。
札幌市西区にある放課後等デイサービスみかづき発寒の笠原です。
みかづき発寒は見学の方からみかづきルームについて「広いですね!」と言われることが多いです。
そこで、今日はその広さを活かした遊び方を紹介しようと思います!
ミニサッカー

最初に紹介するのは、ミニサッカーです。
横幅は大人が一人横になれるくらいの大きさのゴールを組み立ててPK戦をしています。
集団活動の時間や自由遊び・選択遊びの時間にも登場していて、出てくると子供たちのテンションが上がる遊びの1つです。
大人ゴールキーパーに向かって思いきりボールを蹴り込むことができるため、運動大好きな子供たちに大人気な遊びとなっています。
遊びの時間にミニサッカーをしたいお友達は多いのですが、その時間帯の人数や他のお友達がアイロンビーズなどの遊びをしていないかを考えてサッカーを行うか判断しています。
サークル鬼ごっこ

次に紹介するのはサークル鬼ごっこです。
サークル鬼ごっこは名前の通り円の周りで鬼ごっこをするため、勢い余って大回りになってしまったり柱の角にぶつかったりする可能性を考えると、安全のためにある程度の広さがあると安心です。
安全確保のためにスタッフを配置する箇所も少なくなるため、参加しているスタッフは全力で鬼として子供たちを追いかけたり、追いかけられたりすることが出来ます。
みかづきのスタッフは上記の遊びを行う上でも、スペースが確保できているから大丈夫と安易に考えるのではなく他の遊びを楽しんでいるお子さんの楽しい時間を壊してしまわないか、パッと見た時は安全に見えても見逃している危険なポイントはないかなど気にかけながら遊びの場を盛り上げています。
地域開放(見学会・体験会)のご案内
地域開放(見学・体験会)のご案内
みかづき発寒での日々の活動やパソコン(スクラッチ)に触れて頂く機会をご提供します!
放課後等デイサービスってどんなところ?みかづき発寒ではどんなことを考えて療育に向き合っているのか?ということをぜひ体験して頂ければと思います。
下記日程で準備を進めておりますので、平日に中々お時間が取れない方も是非ご連絡お待ちしております!
【日程】
6月24(土)10:30~12:00、14:00~15:30の各2組
【内容】
・scratch・scratchジュニアに触れてみよう
・みかづきでの活動を体験してみよう
※その他、見学対応や日々のご相談等も可能です!
ご興味のある方がいらっしゃいましたら、お電話・メール・DMで構いません!
お気軽にご連絡をお待ちしております!
放課後等デイサービス みかづき発寒
電話番号:011-699-6832
メール:dayservice.mikazuki.hassamu1@outlook.jp
DM:フェイスブックまたはインスタグラムからの連絡でも構いません
投稿日:2023年06月09日(金)
スタッフの集合写真をとりました✨
こんにちは、みかづき発寒です(^-^)
4月から新しくスタッフが加わった後から集合写真を撮っていなかったので、みんなで撮影しました✨

どうでしょう、真面目にうつってますか?(笑)
みんな少し表情が固いですね・・・。
左から
かずやさん(社会福祉士)、みきさん(理学療法士)、ともさん(社会福祉士)、かなたさん(言語聴覚士)、ひでさん(社会福祉士・管理者)です!
どのスタッフもそれぞれ個性があり、思いを持ちながら日々の療育を行っています!
ご利用の有無にかかわらず、お気軽にお問合せ下さいね☆
地域開放(見学会・体験会)のご案内
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・みかづきでの活動を体験してみよう
※その他、見学対応や日々のご相談等も可能です!
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DM:フェイスブックまたはインスタグラムからの連絡でも構いません!
皆様のお越しをお待ちしております♪

投稿日:2023年06月08日(木)
環境の大切さ
こんにちは。
みかづき発寒の桑原です。
今日は子どもたちを支える上での環境面について、昨日の出来事も交えてお話させて頂きます。
環境設定について
療育において、子どもたちを支える環境はとても大切であることは言うまでもありません。
みかづき発寒では、「パソコン」の時間に、パソコンやタブレットを用いた療育を行う時間があります。
そこでは椅子に座って行う場合と床座りで行う場合があります。
床座りで座るお子さまに対して、姿勢保持が難しいお子さまもいらっしゃいます。
座る位置を視覚化し、そこで活動に取り組むことなども方法の一つです。
昨日の事例から
昨日はみかづきルームにあるソファに腰かけて頂き、テーブルを用いて活動に取り組んでいただ、活動を提示するスタッフがテーブルを挟むように前に座った状態でプログラミングの説明をしました。
今まで中腰になることや立ち上がって活動に集中することが難しいお子さまでしたが、視覚情報が目の前の自身のタブレット・スタッフが示す説明用のタブレットと限られた空間での活動のため、その他の視覚刺激が入りづらく、活動に注意を向けることができました。
また、背もたれのあるソファに座ることで身体を休めたい・伸ばしたい時には背もたれに寄りかかるなどの行動へと変容しています。
こういった環境一つを変えるだけでも、お子さまが活動に対する姿勢や注意の持続を保つことが目に見えて体感することができます。
認めるタイミング
環境が子どもの行動に影響を与えることで、子どもを認める機会をつくることができます。
今までは姿勢を保持することに支援者の意識が向いている中、環境を工夫することで、良い行動に繋がった際、その場面でお子さまを認める機会を創り出すことができます。
そうすると、「認められた」、「自分でもできた」という小さな成功体験を積むことができ、
良い行動の強化に繋がり一つとなります。
みかづき発寒では、一つ一つの場面に理由と根拠を持ち、子どもたちとの時間を大切にしています。
今後もあらゆる場面からの気付きや実践内容をブログでもご報告していきますので、よろしくお願い致します。
地域開放(見学会・体験会)のご案内
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【日程】
6月24(土)10:30~12:00、14:00~15:30の各2組
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投稿日:2023年05月31日(水)
物事を伝える力~おもちゃが壊れちゃった編~
みなさん、こんにちは。
みかづき発寒の桑原です。
今日は日々の療育での考え方や取り組みについてお話をさせて頂きます。
おもちゃが壊れちゃった
先日、みかづき発寒にあるおもちゃの破損がありました。
みかづき発寒ではおもちゃが壊れてしまうことは療育上、当然起こりうることだと考えています。
もし、誤った使い方やわざと壊すようなことがあれば、その時のアプローチは異なりますが、正当な使い方をしている中で、壊れてしまった時にはしっかりとその旨をスタッフへ伝えることができるように子どもたちにも関わりを持っています。
スタッフは決して子どもたちを咎めることはしません。
おもちゃが壊れるということは、そのおもちゃで遊べる時間が減ってしまうことや時にはそのおもちゃで遊べなくなってしまうこともあります。
そうすると自分もそうですし、他の児童が遊びたかったかもしれないおもちゃが一つなくなってしまうということになります。
早い段階で教えてもらうことができれば、修理をしたり、同じおもちゃを準備したりと手立てを考えることができます。
ですので、子どもたちには物品の破損があった時には速やかに教えて欲しい旨を伝えています。
どうやったら伝わるの?
では、物事をどのように伝えると良いのかということです。
いつ、どこで、どのようにして発見したのか、という伝え方が必要になります。
しかし、子どもたちだけでは十分にそれらを伝えることが難しいこともあります。
そのため、スタッフが柔らかに誘導しながら、話しやすい環境と話すべき事柄を端的にまとめて、なにを発すればよいのかということを明確にしていきます。
壊してしまったというネガティブな気持ちを持つことで、「隠したい・知られたくない」といった気持ちが芽生えることも当然です。
しかし、自分が行った行動をそのままにしていた時には結果としてどのようなことが起こり得るのかということを知っていくことや、伝えたことがどうプラスに働くのかということを子どもたちに学んで欲しいと考えています。
「正直」でいられないこともある?
「正直」ということは大切なことですが、後ろめたいことなどに対しては隠したい気持ちが優先してしまいます。
それでも話してくれたことが、次なるデメリットに繋がらない様に子どもたちと関係性を築いていくことや子どもたち自身から「伝えないと」と自発的な行動に移すことができるよう、支援に努めていきたいと考えています。
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※その他、見学対応や日々のご相談等も可能です!
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投稿日:2023年05月30日(火)
楽しさと一緒に色々学べるおもちゃ
みなさんこんにちは。
札幌市西区にある放課後等デイサービスみかづき発寒の笠原です。
今日はみかづきに新しく入ったおもちゃの紹介と、そのおもちゃを選んだ理由について説明しようと思います。
今回新しく3つのおもちゃがみかづき発寒に入ったのですが、その中でも「スリルボム」というおもちゃについてお話します。
スリルボムとは

このおもちゃは爆弾(ボム)に見立てた黒いボールが落ちる前に自分のボールを落として点数を獲得していくゲームです。
ただし、何も考えずに自分のボールを発射していても点数は得られません。なぜなら、爆弾より先でも1番最初にゴールにたどり着いたボールの配点は0点だからです。ちなみに、爆弾より遅く入ると点数が引かれてしまいます。
点数を引かれないために爆弾よりも先にゴールしたいけれど1番乗りになってしまうと0点だから自分の点は増えない、ギリギリの勝負が毎試合求められることになります。

どうしてみかづきに?
そんなギリギリの勝負を求められるこのゲームをなぜみかづき発寒に新しく入れたのかと言いますと、タイミングを計って待つ時間が求められることと年齢に関係なくみんなで遊べるおもちゃであることが大きな理由です。
待つことの大切さ
スリルボムはおもちゃの性質上いまかいまかと発射タイミングを待たなければ点数を貰えないため、早く発射したい、発射ボタンを押してみたいといった衝動的な欲求を抑えて待つことが必要となります。
つまり、楽しい遊びで勝つために自らを自制する流れができるということです。「静かに座って下さい」「触らないでください」等と大人に言われてやらされているのとは違い、自主的に必要と感じて待つという経験を遊びの中で得ることができます。
実際に自由遊びの時間に子供たちと遊んだ際もタイミングをじっくりと狙って楽しい気持ちで参加することができています。
みんなで遊べる
細かな操作や複雑思考を必要とせずに幅広い年代で遊べるおもちゃであるということです。放課後等デイサービスを利用されるお子さんの中には、細かな指先の動きが苦手なお子さんや1度にいくつもの考えを張り巡らせることが苦手なお子さん等がいらっしゃいます。
逆に上に述べたことが得意だけれど、別のことが苦手なお子さんもいらっしゃいます。色々なお子さんがいる中で、このおもちゃに必要とされることは自分がいけると思ったタイミングで発射ボタンを押すという複雑さを伴わない動作のみとなります。
細かく考えるとタイミングを計るのが苦手なお子さんがいるのではないか?となるかもしれませんが、他の参加者の動きの影響もあるためそのテクニックの必要性はそこまで大きくなくボタンを押すという動作が出来ればゲームを楽しむことができます。
みかづき発寒ではただ遊ばせるのではなく、どのようにルール設定をして遊んでもらうか、遊ぶ上でどのような経験を積むことに繋がるかを議論したうえで追加するおもちゃや遊びを決めています。
地域開放(見学会・体験会)のご案内
地域開放(見学・体験会)のご案内
みかづき発寒での日々の活動やパソコン(スクラッチ)に触れて頂く機会をご提供します!
放課後等デイサービスってどんなところ?みかづき発寒ではどんなことを考えて療育に向き合っているのか?ということをぜひ体験して頂ければと思います。
下記日程で準備を進めておりますので、平日に中々お時間が取れない方も是非ご連絡お待ちしております!
【日程】
6月24(土)10:30~12:00、14:00~15:30の各2組
【内容】
・scratch・scratchジュニアに触れてみよう
・みかづきでの活動を体験してみよう
※その他、見学対応や日々のご相談等も可能です!
ご興味のある方がいらっしゃいましたら、お電話・メール・DMで構いません!
お気軽にご連絡をお待ちしております!
放課後等デイサービス みかづき発寒
電話番号:011-699-6832
メール:dayservice.mikazuki.hassamu1@outlook.jp
DM:フェイスブックまたはインスタグラムからの連絡でも構いません
投稿日:2023年05月29日(月)
スタッフ紹介✨
はじめまして!4月1日よりみかづき発寒で勤務しております、社会福祉士の村上智子と申します。
札幌出身で2児の母です。

これまではおもに、高齢者介護の現場で働いておりました。
生活相談員としてみなさまとの連絡・相談・調整をおこなったり、介護福祉士としてたくさんのお手伝いをさせていただきました。
ご利用者様からはよく、小柄な私を案じてか「こんな仕事大変でしょう、ありがとう、申し訳ないね。」とお声掛けいただきましたが、私はいつも「こちらこそ!お手伝いさせていただいて、とってもありがたいです!」と返答していました。
事実、私にとってはとても充実感のあるありがたいお仕事でした。
みかづき発寒で子供たちと過ごすようになってひと月半が過ぎました。児童福祉の世界がはじめての私にとっては、驚きの連続です。
まずは何より、子ども達のやさしさが想像以上でした。初めて会う私をみなすぐに受け入れてくれ、とても嬉しかったです。
緊張していた私の心を子ども達のやさしさがほぐしてくれました。
そして次に、ひとりひとりの個性の輝きが想像以上です。興味関心へのまなざしや感情表現など、みなそれぞれに個性が輝いていてとても素敵です。
最初は圧倒されるばかりでしたが、いまはこの子ども達の輝きを支えられるように大切に日々を積み重ねていこうと思っています。
そしてさらに、子ども達のまっすぐさが想像以上です。大人の迷いや、小手先だけの言動はすぐに見透かされてしまうようです。
子ども達の真摯でまっすぐな心には、私も真摯でまっすぐな心で向き合わなければと、とても背筋が伸びる、すがすがしい思いです。

これから、みかづきの子ども達やご家族様をはじめとする地域のみなさまと、ともに喜び、ともに悩み、ともに前に進んでいけるよう少しでもお役に立ちたいと思っています。
何かの折にはどうぞどうぞ、お気軽にお声掛けください!
今後ともよろしくお願いいたします!
投稿日:2023年05月22日(月)
母の日🌷
先日の5月14日は母の日でしたね♪
私もお得意のネットショッピングで母に私が好きなものを送りつけました。
私が好きなものはきっと母も好きでしょう。(笑)
さて、みかづきの活動では母の日に向けてお花作りを行っています!
インターネットでたくさんのお花の作り方があふれている中で、何がいいのかを実際に作ってみて試行錯誤しています。

その中で、これだ!と思うものを今回みかづきに通っている児童さんとともに作っています(^^♪
普段座っていることが苦手なお子さんでも、お母さんのために作るとなるととても真剣で、一生懸命に一つ一つ丁寧に作ってくれていました☆
お母さんを思い浮かべて、ありがとうの気持ちを込めています!

今回作ったお花はこちら!!

とってもきれいに出来上がっていますね✨
「お母さんはこの色が好きだからこれにする!」との声が多く聞かれていました(*^^*)
手先の作業が苦手なお子さんでも楽しみながら作れ、豪華なお花ができるので作り方をご紹介させていただきますね!
用意するものは、ストロー、折り紙2枚、両面テープ、のり、リボンでできちゃいます!

まずは2枚の折り紙の内、内側にしたい色を選んで半分に切ります。

出したい色を内側にして折り込み、分かれている方の端っこの部分を5ミリ程度折ります。

広げて負った部分の線の手前まで切り込みをどんどん入れていきます。


切れたらひっくり返して内側をのりで貼り付けます。

のりで張った部分の上に両面テープを貼り、ストローにクルクルと巻いていきます。


次は半分に切っていない方の折り紙も同じように切って張り付ければ完成です☆

今回、お母さんのために自分の自由時間を削っても「お母さんにあげたいから教えてほしい!」と言ってくれる児童さんもいて、とっても嬉しく思いました(^-^)
投稿日:2023年05月15日(月)








