パソコンしかやってないの?
こんにちは!
札幌市西区発寒にある放課後等デイサービスみかづき発寒です。
当事業所はパソコンを行っており、パソコンとかプログラミングばっかりやってるの?と思われがちですが、言語聴覚士・理学療法士が在籍しておりその子一人一人のことをきちんと考えたうえで学習の時間や課題の時間を設けています。
人は発達の段階で粗大運動と呼ばれる大きな動作、つまり赤ちゃんのときから体を使って学ぶ寝返り・四つ這い・つかまり立ち・歩くなどで必要な感覚とそれに合わせた体の発達により日常生活の中の基本的な動きをできるようになります。その後さまざまな感覚と体の使い方が統合されて微細運動と呼ばれる細かい指先を使った動きなどを行えるようになり、お箸を使ったりボタンをかけることができるようになります。日常生活で年齢や知能に応じて可能とされる手と手、目と手、足と手など体のいろんな部位を協力して運動を行うこと、つまり協調運動が難しい場合に、発達性協調性運動障害と呼ばれており、ADHD、学習症、自閉スペクトラム症に発症する可能性が高いといわれています。指先の細かい動きが苦手、ボールをうまく投げられない、球技の活動が苦手など様々な場面で見受けられることがあります。
今日は個別課題と自立課題について話していきたいと思います。
個別課題はそれぞれの認知機能や手指機能の発達に合わせて設定される課題となります。指先にうまく力が入らなくて洗濯ばさみをうまく使えない・ペットボトルのキャップを開けることができない、注意をうまく向けることができず大雑把な作品になってしまう・長い時間座っていられないなど、それぞれのお子さんの課題に対して必要な支援を行いながら取り組む課題を個別課題といいます。まずは何が課題なのか、なぜそうなってしまうのか、どんな取り組みが必要なのかをしっかりとしたアセスメントを行ったうえで大人が近くで支援しながら取り組みます。徐々に一人でできることが可能になってきた後に自立課題へと移ります。
自立課題は一人一人が今の機能で自分一人で達成することができる課題のことを言い、達成感や自信・自己肯定感の向上につながる課題を提供する必要があります。また、落ち着いて一人で座って取り組めるように工夫する必要があり、その子にとって何が集中して取り組めることなのかを見極めて課題提供を行います。また、成功体験から次に挑戦してみる意欲を引き出すことも重要なポイントとなり、ただ漠然とすることがないからさせるのではなくその子にとって「できた!」という小さなことの積み重ねで苦手意識や新しいことに挑戦する意欲を向上させてあげることが重要です。
個別課題を行いながら5分座ることができた、ペットボトルのキャップを開けることができた、そんな小さなことがその子にとってはとてもすごいことなのかもしれません。
当事業所は医療経験者が多く在籍しており、医療現場では明確な目標設定とそれに向けた経過の明瞭化が必須となります。まずは一緒に課題を考え取り組み、徐々に達成できる課題から少しずつ難易度を上げていくことは医療現場でもお子さんの学びでも共通する部分が多くあります。なので、お子さんへの個別課題や自立課題に対しても何を目的としてどのように取り組んでいくのかをしっかりと計画することを得意としており、それぞれのお子さんが今後の日常生活や社会生活に何が必要なのかをしっかりと見極めて支援させていただきます。
随時、見学・体験を受け付けておりますのでお気軽にお問合せください。
投稿日:2022年08月29日(月)
アウトプットの重要性
スタッフの学びや研修というと、皆様はどのようなイメージを持っているでしょうか?
「受ける」という印象を持つ方が多いのではないかと思います。
新たな知識や知見をインプット(入力)していくことはとても大切なことです。
しかし、放課後等デイサービス みかづき発寒では、インプットする学びと同じくらいアウトプット(出力)を重視しています。
そこには、それぞれのスタッフが得意なことや、専門性を発揮したいことに対して、自信を持って誰かに伝えられる力をつけてもらいたいとの思いがあります。
8月26日は苫小牧市にあるデイサービスにおいて、放課後等デイサービス みかづき発寒の主任である かずやさん が講師となって研修会をしてきました。これまでの医療ソーシャルワーカーの経験から、子どもたちやその保護者と信頼関係を築くうえで重要になるポイントや、どのように向き合っていくのか等、支援者としての姿勢を考えてもらうような内容でした。
研修に参加してくれた皆様も日々の支援を振り返り、活発な質問や意見などをぶつけてくれ、講師にとっても良いフィードバックになったようです。このような場に身をおく際に、どのような言葉を使うと相手にわかりやすく伝わるだろうか、飽きずに聞いてもらうためにはどのような工夫が必要だろうか、自分の知識は今のままで不足はないのだろうかなどなど、必然的に事前準備を入念に行うようになります。つまり、アウトプットの機会は視点を変えると大きな学びの場にもなり得るということです。
私たちの仕事は、おこなったことをわかりやすく記録したりしっかりと伝えることができなければ、極論何もしていないと判断されてしまうようなことになりかねません。日頃より一つひとつのことに意図を持ち、見据えた目標に対してどのようなアプローチをしたのか、その結果はどうあって、今後何を改善していくのか等、わかりやすく他者に伝えられることが大切です。
まずはそれぞれのスタッフが前向きな気持ちを持ち、意欲的にアウトプットできる機会を多く設定していきたいと考えています。
ちなみに、かずやさんは『nagot.』(ナゴット)という福祉をおしゃれにするというコンセプトを掲げ、既存の社会制度では、その隙間をこぼれ落ちそうになってしまうような困りごとに対して、一緒に考えていく活動もしています。何かお困りのことや、どのように考えたら良いかともに困ってくれる人を必要としているかた、ぜひご相談してみてはいかがでしょうか?
投稿日:2022年08月27日(土)
スタッフもまた大切にされるべき存在なのです
放課後等デイサービスのような子どもたちと関わる仕事をするにあたって、そのサービスの質をどのように担保していくのかという視点は常に持ち続けなくてはいけないと考えています。時代や制度などにより求められることが変化する場合もありますが、基本的にサービスの質の向上と維持は、その支援を行うスタッフが心身ともに健全な状態を保ち、安定した関わりを持てることが根底にあると思います。
経済的な安定はもちろんのこと、自己実現に向けた意欲や明確な目的などを見据えられるかも、仕事をするうえで重要な要因になります。1日の中でも大きな割合を占める仕事であるからこそ、それぞれのスタッフにとっても意味のあるものにしてもらいたいと願っています。
そこで合同会社CLASSicでは、以下のようなミッションを掲げています。
・地域の中でともに挑戦し、失敗し、成長できる大人であり続ける
・自己研鑽を怠らず、常に知識や技術の更新をする
・変化を楽しみ、成長に繋げるマインドの醸成を目指す
・自己の幸せも追求し、笑顔で過ごす時間をより多く持つ
スタッフ一人ひとりが、子どもたちがモデルとしてくれるような身近な大人になってくれたら嬉しいですね。
そして、みかづきに通う子どもたちがいつか思い返した時に、気軽に立ち戻ったり助けを求められる場所として、あり続けられたら素敵だなと考えています。
子どもたちを大切に想い、優しい眼差しを向けるスタッフもまた、大切にされるべき存在なのです。〜mikazuki’s original〜
何かの宣伝のようになってしまいましたが、まだまだ至らないところがあります私たちですが、保護者の皆様からのご理解とご協力を賜われると幸いです。どうぞよろしくお願いします。
投稿日:2022年08月25日(木)
みかづき発寒のおもちゃたち-その①-
こんにちは
みかづき発寒の桑原です。
今日は当事業所に設置している「おもちゃ」を紹介したいと思います!
と、その前に、みかづき発寒では、
子どもたちが事業所内にあるおもちゃを使用し、自由に遊べる「自由あそび」と、スタッフが当日複数のおもちゃや活動を選定し、ルールや順番などを補いながら子どもたちに楽しんでもらう「選択あそび」という時間を設けています。
「自由あそび」では、一人遊びや小さなグループで自分たちの時間を過ごし、そこで考える力や社会集団での自我の確立、集団内での気づきなどを培っていくことを目的としています。
「選択あそび」では、少し複雑なルールを理解することや、ルールを遵守することの大切さ、その結果、集団としてどういった効果・影響があるのかなどをスタッフの指示に従いながら養っていくことを目的としています。当然、おもちゃなので子どもたちが楽しむことも大切な目的です。
楽しむだけではなく、「そこから何を学べるか」を養っていくことがみかづき発寒の役割となります。
みかづき発寒にはたくさんのおもちゃがあるので、今日はその中から一部分をご紹介したいと思います!
どんっ!
まずはフリスビー!
これはとてもシンプルですが、投げる・キャッチする身体動作が伴います。
また、このフリスビーはとても柔らかく、身体に当たったとしてもけがの心配がとても少ない素材でできています。
とはいえ、お子さんがたくさんいる空間では危険も伴うため、しっかりとスタッフが管理致しますので、安心してください!
けん玉がもたらす脳の働きには「活性化」、「集中」の二つの状態が観られます。できないことをできるようにしていく練習は、脳が活性化し、認知症予防や記憶力のアップにつながると期待されています。
けん玉が上達することで、思考・分析をつかさどる前頭前野の働きが最小限になり、いわゆる「ゾーン」という状態になります。
簡単に言うと、つまりはけん玉は集中力を高めるに格好の道具なのです!
続いてはみんな大好き、「レゴブロック」
レゴブロックには
1.想像力を豊かにする
2.集中力が身につく
3.空間把握力が身につく
4.色彩感覚が身につく
5.物事をやり抜く力が身につく
などと様々な効果があります。
ただ何気なく取り組むのではなく、そういった視点をもって子どもたちの作品をみていくのも
魅力の一つですね!
続いては、
「マンカラ カラハ」です!
マンカラ・カラハは奥が深い遊びで、先の手を読むために深く考えたり、相手の作戦を予測して邪魔をしたりと、非常に頭を使うゲームです。
最近では脳の活性化に良いとされ、こどもから大人まで、世界中で幅広く楽しまれています。
このゲームでは、
1.先を予測する力、思考力
2.戦力的思考、判断力
3.手先の器用さ、集中力
を養うことが期待されます!
ルールや順番を守ることの大切さや気づきも必要なため、スタッフが同席のもと行う、
選択遊びで取り入れていきたいと思います!
Gobblet Gobblers(ゴブレットゴブラーズ)です!
これは〇✕ゲームの進化版といったところでしょう。
ゴブレットゴブラーズはとてもシンプルなゲームルールです。
ですが、コマをかぶせる・かぶせられるという意外性や先を予測する力を養うことが期待されます。
勝敗もすぐにつきやすいため、長時間の集中が難しいお子さんも取り掛かりやすいゲームとなっております。
さて、みかづき発寒にあるおもちゃ紹介-その①-はいかがでしたでしょうか?
みかづき発寒ではこれからもお子さまの特性に合わせて、様々なおもちゃを取り入れていきたいと思います。
ぜひ、こんなおもちゃもとても良いよというものがあれば、教えてください!
桑原でした!
投稿日:2022年08月23日(火)
みかづき発寒の環境整備、構造化支援
みなさん、こんにちは。
札幌の西区にある、放課後等デイサービスみかづき発寒です。
みかづき発寒の環境整備では、お子さんたちが過ごしやすいように配慮をすることはもちろんですが、一つ一つの環境に意図を持って行っています。
例をあげていくつかご紹介したいと思います。
一つ目は下駄箱です。靴をきちんと下駄箱に置くことはもちろんマナーとして大事ですが、当事業所では下駄箱の名前の場所はランダムに配置されます。
発達障がいを抱えたお子さんの中には、「普段使ってる下駄箱はここだからここじゃなきゃ(これじゃきゃ)イヤだ!」といったような場所や物へのこだわりが強くみられる場合があります。
ではなぜ〝こだわり“が生まれるのか、それは〝不安″が大きく関わってきます。特定の物や環境、行動へのこだわりが強いお子さんは急な予定の変更や出来事に対して不安を感じやすく、自分にとって安心できる環境や物が固定されてしまいます。いつもと同じ環境や物、行動への固定が行われると、次は周りの細かいことに目がいってしまいわずかな変化にも大きな不安を感じてしまうという悪循環が生まれてしまいます。
そのようなこだわりが日常生活の中で強化されていってしまうと、新しいことへの挑戦や学びをどんどん恐れるようになり常に不安を抱えて生きていかなければならなくなり、日常生活はもちろん社会に出てからの自立が難しくなってしまいます。
私たちは二次的な障がいを生み出さないように、日常生活の小さなことから場所や物へこだわらなくても安心して生活することができ、変更があっても目的を達成することができるという成功体験を積み重ねていってもらうことを大切にしています。
様々な環境や物に対してこだわりが強化されないように私たちが配慮し、正しい学習をしていくことを目的として一つ一つの環境にも配慮を行っています。
二つ目はホワイトボードです。みかづき発寒では日々の療育の中で可視化すること、つまり「目に見える」ことを意識するように取り組んでいます。
たとえば、一日のスケジュールをホワイトボードに張り出し、最初に確認をしています。
子どもたちは一度に多数の指示を理解すること、聴覚理解だけで記憶に留めておくことが難しい場合もあり、視覚的な情報として子どもたちに提示をすることを意図的に行っています。「この後なにがあるんだろう?」、「今日は何をするんだろう?」と先々の予定が見えないことへの不安や予定自体を忘れてしまう子がいても、ホワイトボードを確認することで、気づきや安心を得られることが多いです。
注意がそれてしまう子どもや、ひとつのことに夢中になり過ぎてしまい、時間を守ることができない子どもがいたとしても、一緒にスケジュールを確認し、時間の管理できることにも繋がっていきます。最初はスタッフから声を掛けながらであったお子さんも少しずつ自分自身で気づいていける様に、日常生活の中で工夫を凝らしています。
成長を支援する中で、自立した生活を営むことをどのようにして日々の療育の中に取り入れることが出来るのか。
放課後等デイサービス みかづき発寒では、ただ遊びながら楽しく過ごすことだけではなく、一つ一つの行動や環境整備、関わり、仕組みに対して根拠をもって取り組んでいます。
今後とも放課後等デイサービス みかづき発寒をどうぞよろしくお願いいたします。
投稿日:2022年08月22日(月)
塾や学習支援とは異なる『みかづき』という場所
札幌市西区にある放課後等デイサービス みかづき発寒では、パソコンやタブレットなどを主とした支援を行なっていますが、それだけをやっている訳ではありません。
私たちは発達に課題や困難を抱えたお子さんたちの根底にあるニーズは、人との関わり(コミュニケーション)にあることが多いと捉え、パソコンやタブレットはそのコミュニケーションへの動機付けや通所への意欲に繋げていく一つのツールであると考えています。
見学された方からは、「塾のような場所を想像していた」、「パソコンばかりしているのかと思っていた」との声を聞くことも多いのですが、基本的に私たちが行うべきことは、それぞれのお子さんやご家庭が抱える困難(困り感)をいかに解消、または上手に付き合っていくかをともに考えていくことです。
私たちの強みは、パソコンやタブレットなどのツールを用いて、『楽しい』、『やってみたい』、『失敗してもまた挑戦しよう』、『なんかうまくできたかもしれない』などの思いを引き出し、ポジティブに子どもたちの成長を支えていくという理念をスタッフが共有できていることにあります。
多くの子どもたちに通ってもらいたいとの思いがあり、日数を多く通わせてくださることも嬉しいですが、それよりも通所によるお子さんのご負担を考えたり、私たちが強みにしていることに目を向けたご相談をいただけると、できるだけ力になれる方法を検討していきたいと思います。また、私たちの事業所だけでは支援が難しい場合には、連携先やご相談できる場所をご紹介することもできます。
障がい児通所サービス(児童発達支援、放課後等デイサービス)を利用するにあたり、『契約』が必須となりますが、この契約というものは事業所と保護者の【双方が】納得のうえ、締結するものとなります。ぜひご見学のうえ、お子さんとの関わりの場面をご覧いただき、ご不明な点を確認し、みかづき発寒ではどのような支援をしていくことが可能なのかを知っていただけると幸いです。
随時、ご見学、プログラミング体験を受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。
たくさんの子どもたちに会えることをスタッフ一同楽しみにしております。
どうぞよろしくお願いします。
管理者:小林誉英
※写真は放課後等デイサービス みかづき(清田)に通っているお子さんです
投稿日:2022年08月21日(日)
自身の子育てを振り返る
こんばんは。管理者の小林です。
この仕事をしていると、周囲からは子育てのプロフェッショナルであるように思われて、家庭でも大層立派な子育てをしているのではという視線を感じることが多いのですが、実のところ日々反省しても足りないくらい、一人の親としてできていないことが多いんです(^_^;)
今日はそんな話を少しだけ…
私には3人の子どもがいるのですが、仕事では子どもたちの気持ちを受け止めて、じっくりと時間をかけて関わることができるのに、いざ家に帰ると疲れや多忙さからイライラすることもありますし、自分の子どもたちには感情的になってしまうなんてことも多々あります。
一緒に遊ぼうと言われて、後回しにしてしまったり、軽はずみな約束をしてその期待を裏切ってしまうこともあります。子どもたちには子どもたち自身が成長していく力があって、それは日々の中では気づきにくい変化ですが、ふと気がつくと大きな成長をしていたことを知り、取り戻すことができない時間に焦りや後悔の念を抱くこともあります。
けれども、そうであるならばやめてしまおうという気持ちにはならないもので、もう少し家庭のことも考えながら、多くの子どもたちの支えになりたいと考えています。スタッフにはよく、『自分やその家族を大切にできない』、『自分の心身が健康な状態にない』のであれば、適切な支援はできないと言っています。これはもしかしたら自らへの戒めとして言葉にすることで、何かを守ろうとしているのかもしれないと振り返っています。
発達に課題や困難を抱えるお子さんを育てていく過程は、保護者だけではとても負担の大きいことだと感じています。だって、仮にどんなに立派に成長しているモデルのようなお子さんであったとしても、子育て自体必ず大変なこともあるはずですから…
何を伝えたいかというと、『発達を支援する場所で働く人だから』とか、『親なんだから』とか、子育てに対して個人や限定された人を指して、その責任や重圧を求めるのではなく、頼れる場所や頼れる人にはどんどん協力してもらって、子どもたちにとって良いこと、良い時間を増やしていきましょうということです。
胸を張って、「私の子どもたちは地域に育てられたようなものだよ」と気軽に言えるような社会(もしかするとちょっとだけ昔にはそのような地域の寛容さもあったのだろう)にしていく一助になれたらと考えています。
すぐに何かを解決したり、もう大丈夫と言えることは少ないかもしれませんが、少なくとも一緒に困ることはできると思います。ぜひとも、日々の喜びや葛藤、愚痴などでも構いませんので、ご相談ください。よろしくお願いします。
投稿日:2022年08月20日(土)
みかづき発寒のこれからを繋ごう 〜地域開放〜
本日は『地域開放』として、近隣にお住まいの住民や相談室、他のデイサービス、領域の異なる事業所なども参加できる場を設定しました♪
実際に相談員の方にはプログラミングと療育の融合についてパソコンを使いながら知っていただいたり(^-^)v
他のデイサービスの職員さんには、今後の学びやお子さんに関する切れ目ない支援を行うための連携について具体的な相談をさせていただいたりd( ̄  ̄)
就労支援を行う事業所からは過去にデイサービスを利用していた方の職場実習を受け入れたり(๑>◡<๑)
訪問看護で活躍するリハビリスタッフの方と成人期になった際の連携について意見交換をしたり_φ( ̄ー ̄ )
清田の事業所を利用している子どもたちに見学に来てもらったりと、盛りだくさんの1日になりました٩( ‘ω’ )و
このつながりを大切にして、私たちは少しずつ成長していきたいと考えています。
今はまだ、開設を控えたあまり知られていない事業所かもしれませんが、私たちも子どもたちに負けじと挑戦し、失敗しながらも前に進む姿を見せて、一人の大人としてモデルになれるよう努めていきたいと思います。
お忙しい中、お越しいただきました皆様、心より感謝申し上げます。
ほかにも、開設に伴いお祝いの観葉植物をいただき、事業所内の緑も増えました。落ち着く空間を演出してくれる素敵な植物で、早速来所される皆様の目に留まる場所に配置いたしました。ありがとうございます。
このように領域や企業を問わず、連携の輪ができていくことに、喜びとともにワクワクする気持ちを抑えられずにいます。
張り切る管理者を横目に、冷静に子どもたちと向き合い、学びを深め、実践に移していくスタッフにも心強さを感じています。
理念に共感し、適切な支援を行えるスタッフなくしては、放課後等デイサービスの質を保つことはできません。
メリハリのある仕事をして、地域開放を終えたのちに交流と称して行った、子ども用のボールとゴールを使ったサッカーのPK
キーパーとなった管理者に向けて遠慮のないボールを蹴り込んでくるスタッフとの時間を、いろいろな意味で忘れることはないと強く思いました。
このような私たちですが、大切なお子さんの支援を任せていただく保護者の皆様のご理解とご協力を得て、子どもたちのより良い未来を支えていける事業所にしていきたいと考えていますので、今後ともどうぞよろしくお願いします。
投稿日:2022年08月19日(金)
みかづきフェス開催します!!
2022年9月10日 その日はみかづきに通う子どもたちにとって、ワクワクする日になっています。
それは、なぜか…
みかづきフェスがあるからです!!٩( ᐛ )و
豊平区平岸にあるダルマホールで開催されます。
みんなが頑張ってきたことをお披露目するステージパフォーマンスや、プログラミングしたゲームやイラストの展示、そしてみんなが一番楽しみにしているeスポーツ大会もあって、盛りだくさんの1日になっています。
そのほかにも、保護者の皆様の健康相談ができるブースやミニ四駆、ドローンを楽しめる場所もあるので、ぜひ放課後等デイサービス みかづき発寒(西区)にご興味のあるご家庭も覗きにきてくださいね。
普段見られないスタッフの意外な一面も目の当たりにできるかもしれません(⌒-⌒; )
そのような姿を見られるのはこのみかづきフェスぐらい。無断での撮影はご遠慮ください。
だから、「撮るよ〜」って言ってくれれば、いくらでもOKです(๑>◡<๑)
さて、このような催しを考えた背景には、社会的に集って楽しめる場所や機会が制限されてきた経緯もあって、子どもたちの成長を保護者の皆様が感じたり、子どもたちが前向きな気持ちで人前に立つ姿を見てほしいと思ったからです。
まだまだ、感染対策に気を抜けない状況でありますが、できる限りのことはやりながらも、その機会を保障していく方法を検討しました。今回は参加希望者が自由に来場できるシステムとしておりますので、それぞれのお考えで参加の可否をお決めいただけたらと思います。
通所を始めた頃は、みんなの前でお話することも頑なにできなかったお子さんが、自ら人前に立ちたいと願ったり、寡黙で自分の欲求を伝えることができていなかったお子さんが、自らの作品を展示してほしいと願ったり、期待されたことに対して自信が持てないお子さんが、これならばできると代替案を出してくれたりと、大人たちはそんな思いを後押しする役割として準備を進めています。
実行委員を募ると、キラキラした目でたくさん応募してくれました。通う曜日も違う中、少しずつ進捗を確認しながら協力して作り上げていくような内容もあります。この機会がさらなる成長へのきっかけとなったり、晩夏の一つの印象的な出来事として、将来そんなこともあったと子どもたちと話せる思い出にしたいと考えています。皆様のご来場をお待ちしています。よろしくお願いしますm(__)m
投稿日:2022年08月18日(木)
プログラミングと療育って関係あるの?
放課後等デイサービスにおいて、プログラミングと聞くと、
「うちの子にできるのかしら」
「コンピュータが好きな子しかできないんじゃない?」
「女の子でそういうことしている人少ないでしょ?」
相談する前にこのように考える保護者が多い印象を受けています(^_^;)
けれども、そんなことないんです。
放課後等デイサービス みかづき(清田)ではいろんな個性や特性のあるお子さんや、女の子たちも元気いっぱいに通ってくれています。
なぜかというと、プログラミング(パソコン、タブレット)は子どもたちへの困難や課題を直接的に解消するための手段ではなく、その目的を達成するためのツールであると私たちは考えており、楽しんだり認めてもらいたいという思いが繋がれてこそ、子どもたちは成長していくと感じているため、前向きな気持ちで通所したいという思いを持ってもらうことに注力しているからです。
「YouTuberになりたい」、「ゲームを極めてeスポーツ選手になるんだ」などなど
そんな夢を応援することももちろん大切ですが、それよりも先に多くの場面で何らかの困難や葛藤を抱えているからこそ、放課後等デイサービスを利用している(検討している)はずです。その選択が、困難や生きにくさから目を背けさせるだけのコンセプトでは私たちは一つの社会資源(福祉サービス)として役割を全うしているとは思いません。
たとえコンピュータが得意になっても、インターネット上の仮想空間の中でも、人間同士の関わりはまだまだ必要です。私たちもそうですが、コンセプトを差別化しているデイサービスは増えてきています。しかし、客観的にお子さんに適したデイサービスを選定するための支援の手は十分とは言えず、保護者の皆様が手探りで問い合わせをしたり、そうしてあげることが適切だと判断して契約していることも多いのではないかと考えます。
忘れてはいけないことは、私たちに期待されている役割は、適切な支援を行い、子どもたちがより良い環境の中で過ごし、社会参加や活躍、自立できるよう、その育つ力を最大限に引き出していくことです。私たちは上記のような不安を保護者の方が抱えていたり、どのように物事を進めていったら良いかわからないなどの相談にもお応えし適した社会資源にお繋ぎできるよう、相談室との連携や他事業所の特徴や得意なことも把握できるように努めております。選択肢を増やしたり、事業所を選定するためのお手伝いもできますので、まずは放課後等デイサービス みかづき発寒がどのような場所であるのか、ぜひお気軽にご見学、ご相談いただければと思います。
お子さんをはじめ、その成長を支える保護者の皆様の笑顔も引き出せるようにお手伝いしますので、お会いできることを楽しみにしております。よろしくお願いします。
投稿日:2022年08月17日(水)